« 1417その一冊がすべてを変えた | トップページ | 戦跡の生き証人 »

2013年6月 2日 (日)

黙阿弥

9784062901253

先月亡くなった著者、河竹登志夫は、幕末明治に活躍した歌舞伎狂言作者のお孫さん。

黙阿弥の作品は、現在上演される歌舞伎狂言の中でもダントツに多い。
坪内逍遙は、日本のシェークスピアとその功績を讃える。

幕末から明治にかけての大変革期。
国宝の寺院が薪として売却されたけど、モトが取れないので破却まぬがれたような価値観がひっくり返るエライ時代。

歌舞伎狂言も同様のエライ大嵐が起こる。その荒波の中でも河竹黙阿弥が時代を超えた作品を残し得た実像を、研究者として、血縁者として淡々と記述する。

江戸文化の熟成の雰囲気。
明治の演劇革新の実態。

あ〜そうだったのか。と、何度も得心させられた。

|

« 1417その一冊がすべてを変えた | トップページ | 戦跡の生き証人 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/141855/57509961

この記事へのトラックバック一覧です: 黙阿弥:

« 1417その一冊がすべてを変えた | トップページ | 戦跡の生き証人 »