« 波乱の時代 | トップページ | ガイド »

2008年5月 4日 (日)

さらば財務省

080503_sarabamof副題は-官僚すべてを敵にした男の告白-

お世辞にも趣味がよいとは言えないタイトルと副題。

多分出版社の意向と思うが、内容はタイトルと異なり妙な暴露趣味とは正反対、真っ向直球勝負の本。

著者は、財政投融資(郵貯や年金などの政府運用)改革の張本人。

金利リスクをヘッジ(回避)することなく運用されていた仕組みを改革した結果、郵貯や年金は自主的運用になった。

そうなると、公的な性格から原則的に金利が一番低い国債しか扱うことができない郵政公社の経営は苦しくなり、税金で穴埋めするしかなくなる。

経営責任を明確にし、金融市場での自由な資金調達を可能にし、不透明で無駄な税金投入を避けるためにも、郵政民営化は避けて通れない道であった。

これらの問題を解決するためには、最新の金融工学、経済学、会計学の知識が不可欠である。

が、東大法学部閥の牙城である中央官庁の官僚は数字に弱いという。

組織に依存せず、組織のあり方を考え実行する事の厳しさが伝わってくる。

|

« 波乱の時代 | トップページ | ガイド »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/141855/41085854

この記事へのトラックバック一覧です: さらば財務省:

« 波乱の時代 | トップページ | ガイド »