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2007年6月18日 (月)

割り箸はもったいない?

070618_waribasi最近My箸運動がマスコミに取り上げられ、幾度か目にした。
以前にも同様な運動が全国的に広がった事がある。
そのときは持ち箸などと言って加藤登紀子さんが結構主体的にPRしてらっしゃった様に記憶している。

割り箸が森林破壊の象徴として糾弾されて久しいが、常々疑問に思っていた事がある。
割り箸を使う事と、塗り箸を洗浄して繰り返し使う事により水や洗剤を使用する事とは、どっちの環境負荷が少ないのだろう?と。きちんと議論されたモノがないか?と思ってたらありました。
著者は、森林・林業や田舎暮らしをテーマにした執筆活動行うフリージャーナリスト。
この本によれば日本国内で消費する木材使用量に対する割り箸相当分は0.3%
熱帯諸国の木材輸出量に対する割り箸用木材比率は、
インドネシア0.8%・フィリピン0.6%・マレーシア0.0003%とある。
あくまでも比率なので、総量の検討なしの議論は慎重であるべきだが、日本国民が完全に割り箸を使うのをやめたところで、熱帯雨林破壊へのブレーキとしては効果が薄いだろう。

この本は、一方的に割り箸を擁護するのでなく、効果的な森林再生の方法を模索し、割り箸消費の環境に対する影響と今後のあり方を、経済的要素もふまえながら総合的に検討している。その中で割り箸の文化論にまで議論が及ぶナカナカ奧の深い本。

それやこれや大いに考えさせられた良書と思う。

環境問題って、気温に及ぼすCO2の影響について定量的に議論がされてるはずなのに、定性的な感情論が先行しがちな様に思う。

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