« 京都国立博物館 | トップページ | 菜の花忌 »

2006年2月11日 (土)

京都訪問

 今回の訪問の目的は、株式会社福田人形店への訪問にある。地域伝統文化継承事業をうけ、内之浦の山車人形(日本武尊)を修理をすることとなった。
060210_takeru  この人形、来歴が定かではない。いつ、誰が作ったか、等々。ハッキリしているのは人形を保存してある木箱の箱書き。「於、京都井上商店之修繕 昭和十二年」とあるのみ。

 戦前のモノに間違いはないが、そうなると人形がまとっている錦の直垂はかなり高価なモノに違いなく、これの修繕または新調となると大変な出費となる。と、役員一同頭を痛めていたところ、上記の補助事業の話。

 申請締め切りまでにあまり時間がない中、市役所担当者nちゃんはじめ、福田社長その他大勢のご協力を得て何とか補助金交付決定に漕ぎ着けた。

 福田社長と一緒に修理中の人形を拝見。すると、右太ももの部材に使っている新聞が目に付く。日付を見ると「京都日々新聞 昭和12年8月・・・」これはこれで面白い資料、新聞は別に保存するようお願いし、今後の段取りの打ち合わせ。

 福田社長の感想として、衣装、人形の顔などかなり良い仕事とのこと。ただ、胴体内部には釘を使用している箇所が多々あり、これほどの良いモノにしてはもったいないなぁ。と。

 衣装はほぼ織り上がり、手の修理も完成間近、3月10日前後には完成とのこと。後は申請書類作成に取りかかるばかり。

 トロリと舌先で溶ける様な味わいの湯葉と、風味豊かな湯豆腐を中心とした京料理をご馳走になった後、福田人形展を辞し、一路京都国立博物館へ向かったのが昨日。
060211_syouren
 今日は、京都在住経験のある友人をガイド役に終日全くの個人的趣味の観光に没頭。東寺、東福寺、建仁寺、青蓮院門跡・・・。
 これは青蓮院門跡での一枚。ちなみに門跡寺院とは、親王が住持となる格式の寺の事。ところがその格式がアダとなり、戦後はナカナカ大変らしい。つまり、そういう格式のお寺は檀家が無い。葬式やらお盆回りやらの収入が無いと寺の経営は苦しい。寺の後継者問題も・・・。

|

« 京都国立博物館 | トップページ | 菜の花忌 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/141855/8626532

この記事へのトラックバック一覧です: 京都訪問:

« 京都国立博物館 | トップページ | 菜の花忌 »